郵便物配送の遅延で生活に支障 カナダポスト労働者のストライキが長期化し、郵便物や小包の配送に深刻な遅延が生じています。特に、カナダに滞在する外国人の生活に大きな影響が出ています。 ビザやパスポートの受け取り遅れで帰国が困難に ビザやパスポートなどの重要な書類の受け取りが遅延し、帰国を予定していた外国人たちが、航空券のキャンセルやホテル代などの追加費用を負担せざるを得ない状況に陥っています。 MSPカードの遅延で医療サービスの利用に制限 MSPカードの受け取りが遅れることで、医療サービスの利用に支障をきたすケースも報告されています。 カナダポストからの最新情報 カナダポスト労働組合との交渉は難航しており、ストライキは長期化する見込みです。これにより、郵便物の処理・配送が大幅に遅延し、一部の郵便局は閉鎖されています。 2024年12月13日更新: カナダポストは、労働大臣の発表(従業員の強制的な職場復帰の可能性を示唆するもの)の詳細を検討している。さらなる措置を待っている間、カナダポストは従業員の職場復帰を歓迎し、カナダ国民と顧客へのサービスを再開することを楽しみにしている。 カナダポストは引き続き、カナダ国民の郵便に対するニーズの変化への対応と質の高い雇用の提供を両立させるべく、CUPWとの交渉による合意に全力を尽くす所存です。業務開始計画に関する最新情報は、決定次第ウェブサイトに掲載される。参照:Canada Post reviewing the details of the Minister of Labour’s announcement 2024年12月11日更新: カナダポストは、CUPWの最新の提案を検討した結果、それは手に負えないものであり、4年間で30億ドル以上の持続不可能なコストを上乗せすることになると結論づけた。郵便事業はすでに大幅な財政赤字に直面しており、2024年には7年連続の年間赤字を記録し、2018年以降は総額30億ドルを超える赤字となっている。4年間で19%の賃上げ、契約職員の正社員化など、CUPWの要求は、近代化し競争力を維持するカナダポストの必要性に合致していない。 主な問題は以下の通り: 賃金:CUPWは4年間で19%の賃上げを提案しているが、カナダポストは11.5%を提示している。個人/医療休暇: CUPWは既存の7日に加えて年間10日の医療休暇を要求しているが、カナダポストは13日のフレキシブルな休暇を提供している。正社員: CUPWは契約職員の正社員化を求めているが、これは固定費をさらに増やすことになる。配達モデル: カナダポストは効率性と競争力を高めるため、柔軟な人員配置とダイナミック・ルーティングを提案しているが、CUPWはこれらの提案に関与していない。カナダポストは、従業員のニーズと事業の持続可能性のバランスを保つ協約の締結に引き続き尽力する。参照:CUPW negotiations: CUPW’s latest offer would add billions of dollars in unsustainable fixed costs to Canada Post 2024年12月8日更新: カナダポストは、週末配達、年金、賃金などの問題に対応する提案に関して、CUPW(カナダ郵便労働者組合)からの正式な回答を待っています。一方でCUPWは、これらの提案についての意見を公に共有していますが、カナダポストは、合意された秘密保持のプロセスを遵守する必要性を強調しています。同社はCUPWの公の発言に反対しており、重要な問題の解決に集中することを求めています。ストライキが4週目に入る中、カナダポストは、公平な提案を提供することに注力し、サービス向上、荷物事業の成長、従業員の福利厚生の保護を目指していると強調するとともに、CUPWが非組合員労働者に関する要求を行っていることに懸念を示しています。参照:CUPW negotiations: Statement from Canada Post 2024年12月2日更新: 2024年12月1日、カナダポストはカナダポスト労働組合(CUPW)に対して、交渉による合意に達するための包括的な枠組みを提示したと公表しました。この新たな交渉案により依然ストライキを継続するCUPW側との協議が再燃することを期待する、とのことです。参考:CUPW Negotiations: Canada Post presents comprehensive framework to reignite talks and reach agreements 2024年11月26日更新: カナダポストのネゴシエーションアップデートによると、11月18日より始まった交渉において11月26日の段階でカナダポスト労働組合(CUPW)から特別調停者を通じて一切応答しないと通知されたことを公表しました。これにより、現段階において交渉の目途が立たず行き詰まったことでストライキによる郵便配送の滞りが更に長期化する可能性が考えられます。参照:CUPW Negotiations: Talks grind to a halt with no movement on changes required for Canada Post’s future 外国人住民への影響 2024年11月29日更新: 日本郵便が当面、日本からカナダあて国際郵便物の発送を見合わせることを公表しました。また、カナダポストによるストライキが発生して以降も、留学希望者が留学のための学校やビザの申請を目的として国際郵便を送ってしまうケースが確認されています。日本国内で郵便物が受理された場合でもカナダ国内で配送が差し止められる可能性が高く、申請期限切れなどにより手続きが無効となる可能性もあるため、下記のような代替サービスでの配送をするなど、注意が必要です。参考:カナダあて国際郵便物の発送見合わせ(日本郵便) 代替の郵便サービス 重要な書類の送付には、UPS、FedEx、DHLなどの民間配送業者を利用することも可能です。ただし、政府からの書類の受け取りは、原則としてカナダポストとなります。 カナダポストのストライキは、外国人住民の生活に多大な影響を与えています。また、11月26日のアップデートでは交渉が難航しているという告知のありました。各種重要な申請の際には余裕をもって行い、また最新情報をチェックするようにしましょう。 荷物の発送状況等に関しては、お答えできかねますので、郵便局やカナダポスト等へ直接お問い合わせください。 参考: UFCW Canada, Canada Post, CBC News 引用:CISM
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