ランガラ・カレッジの「リビング・ラボ」:キャンパスを舞台に環境問題を解決する実践型学習

Published : 2026年05月09日
fsscanada logo whiteoutline

バンクーバーのランガラ・カレッジ(Langara College)では、サステナビリティ(持続可能性)教育はもはや教科書の中だけの話ではありません。環境学の授業「ENVS 2100: Applied Environmental Studies」では、キャンパスそのものを「生きた研究所(リビング・ラボ)」として活用し、学生たちが現実の環境課題に挑んでいます。

🌿 環境学ディプロマ・プログラムとは?

ランガラ・カレッジが提供する「環境学ディプロマ」は、科学、社会、政策の多角的な視点から環境問題を理解するための2年間のプログラムです。

  • 基礎知識の習得: 環境科学、資源管理、サステナビリティの原則を深く学びます。
  • スキルの育成: 批判的思考や分析力を養い、将来の環境コンサルティング、資源計画、自然保護などのキャリアに備えます。
  • 実践の場: ENVS 2100はこのプログラムの要であり、教室で学んだ理論を現実のキャンパス運営に直結させる貴重な機会を提供しています。

🔬 「リビング・ラボ」で取り組むリアルなプロジェクト

学生たちは12週間のコースを通じて、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿った具体的なプロジェクトにチームで取り組みます。これらは単なる仮想の課題ではなく、実際にキャンパスの環境を改善するためのアクションです。

これまでの主なプロジェクト例:

  • 湿地の再生: キャンパス内の生態系を保護・復元する活動。
  • 廃棄物削減: ゴミを減らすための具体的な仕組み作り。
  • 緑地の活性化: 豊かな自然環境を維持するための植生管理。
  • アクティブ・トランスポーテーション: 徒歩や自転車など、環境負荷の低い移動手段の促進。

🤝 専門チームとのコラボレーション

ENVS 2100の大きな特徴は、大学の施設管理(Facilities)およびサステナビリティ・チームと協力してプロジェクトを進める点にあります。

学生は単に「何が正しいか」を学ぶだけでなく、大学という組織の中で環境施策がどのように計画・実行されるのかという「運用の裏側」を学ぶことができます。このパートナーシップを通じて、理論が現実の壁にどう立ち向かい、どう実現されるのかという実践的な知見を深めます。

✨ 学習を超えたインパクト

このコースを修了した学生たちは、自分の行動が具体的な変化をもたらすことを実感し、自信を深めています。修了生の中には、Sustainability Leaders Programに参加し、リーダーシップをさらに磨きながら環境活動を継続する学生も少なくありません。

このコースで得られるメリット:

  • 実践的なサステナビリティの現場経験。
  • 実際のプロジェクトを通じたコラボレーション能力。
  • 批判的思考とチームワークスキルの向上。
  • グローバルな目標(SDGs)をローカルな行動に結びつける深い理解。

出典: From classroom to campus: How Langara’s ENVS 2100 turns sustainability into real-world action | Langara College

引用:CISM

お問い合わせ

※ 送信完了後、控えの自動返信のメールが送信されます。
また、こちらからは2-3営業日以内に返信を差し上げますが、メールが届かない場合はお手数ですが、japan@fsscanada.com 宛にお問い合わせください

関連記事

カテゴリー検索:

キーワード検索: