カナダ留学を親子で考える為の視点
まず、これをご覧の皆さんに謝ります。『本当にすみません、こんなこと言ってしまって』
私は未成年のお客様のカウンセリングの際、必ず『留学は生活です』と伝えることにしています。留学というと、なんとなくかっこいい、外国に住める、自由そう、外国人の友達ができる、英語が話せるようになる・・・など、プラスな願望ばかりが出てきます。中には、日本の学校が嫌だから、日本にいたくないからというマイナスな意見もあります。その2つの意見は真逆に見えて実は共通している点があります。
それは、それらは ”夢・幻想・思い込み” です。
今日の”現実”は、ホームステイの過ごし方についてお伝えします。
カナダ留学は現実なんです
中学3年生(15歳)でカナダに2週間の短期留学をした女の子のお母様からお怒りの電話を頂いたことがあります。『ホームステイは朝食付きって聞いてましたけど、うちの子、朝食食べてないんですよ!!同じクラスの日本人の子が一緒にきているお母さんに頼んでくれて、毎朝おにぎりやサンドイッチをもらっているんですよ、どういうことですか??』私は慌てて、ホームステイ先に確認しました。すると・・・『パンや果物、シリアルなどキッチンに並べているし、ジュースも牛乳もヨーグルトだって冷蔵庫に入っていて、食べるように伝えていますよ』とのこと。
私は、ピンッと来ました。そして、意地悪かもしれないなと思いつつ、お母様にお伝えしました。『ご自宅では、お母様が焼いたパンをテーブルに持っていってあげていますか?お母様が果物を剥いたり切ったりして出していますか?』
その瞬間、お母様は電話の向こうで、ハッと気づかれたようでした。
『そうです、全て私が・・・パンを焼いたり、お皿を下げることもさせていませんでした。朝も私が起こしていました、そうですね、家で何もさせていませんでした、すみません』
私は謝らせるつもりではありませんでしたので、明日から冷蔵庫のものやキッチンに並んでいるものは好きに食べて良い、同じクラスの子には朝食はもう要らないとお話しするように、朝は日本の午後11時が現地の午前7時なので、とりあえずお母様が起こすようにと伝えました。
現実を見たカナダ留学からカナダのカレッジ留学へ
帰国してそのまま3年ほどたった頃、彼女とお母様が再びやってきました。『カナダのカレッジに進学したいです。将来は海外のホテルで働きたいので、ホスピタリティかホテルマネージメントを学べますか』と。
私は笑って言いました、『人のお世話は大変だよ』彼女は『私、自分で起きれるし、お皿も洗うし、時々洗濯もしてるもん』3人で大爆笑しました。帰国後、親子で話し合い、将来留学したり、大学でひとり暮らしをするなら、自分のことは自分でやるという行動と意識をつけなければと強く思ったそうです。
彼女は、高校卒業後トロントで1年の語学留学をし、その後ホテルマネージメントが学べるカレッジに進学、トロント近郊のホテルで働いていましたが、現在はトロントのホテルと同じ系列のスイスのホテルで働いています。
カナダ留学を目指すなら?
いきなり全部できるようになる必要はありません。でも少しずつやれるようになる、この気持ちが大切です。
・朝自分で起きれていますか?
・自分のやりたい事、されたら嫌なことを人に伝えていますか?
・一般的な家事(ベッドやお布団を綺麗にする、食事を運ぶ、食べたら下げる、洗濯をする、洗濯物を畳む、自分の部屋の掃除をする)はできていますか?
そして何より、”親御さんに感謝していますか?”
私は笑って言いました、『人のお世話は大変だよ』彼女は『私、自分で起きれるし、お皿も洗うし、時々洗濯もしてるもん』3人で大爆笑しました。帰国後、親子で話し合い、将来留学したり、大学でひとり暮らしをするなら、自分のことは自分でやるという行動と意識をつけなければと強く思ったそうです。
彼女は、高校卒業後トロントで1年の語学留学をし、その後ホテルマネージメントが学べるカレッジに進学、トロント近郊のホテルで働いていましたが、現在はトロントのホテルと同じ系列のスイスのホテルで働いています。
カナダ留学準備講座に参加しよう
FSS カナダ留学銀座オフィスでは、お申し込みのお客様限定で、カナダ留学の準備講座を開催しています。カナダ留学の心構え、お金の持っていき方、スマホやPC、効率的な英語の勉強方法、親子での約束や連絡の方法など、一つずつ丁寧にご案内させていただきますので、ぜひご利用くださいね。
留学にご興味がある方、迷っているけれど色々聞いてみたい方は、下記のお問い合わせフォームからお知らせください。また、最新情報やお得情報は公式LINEで配信中です。