留学先として人気の高いバンクーバー学区は、カナダで最も多様性に富んだ公立の学区の一つです。生徒の46%が家庭で英語以外の言語を話し、学校内でも160の異なる言語が使用されています。在籍する生徒の人数は年間5万人(幼稚園から12年生まで)で、フルタイムの成人教育も提供しています。
バンクーバー学区を管理するバンクーバー教育委員会(VSB)は、生徒一人ひとりの価値を尊重し、相互尊重、協調性、社会的責任を促進しながら、生徒が様々な分野で成果を達成できることに重きを置いています。
なぜバンクーバー学区の拡大が必要なのか?
人口が増え続けるバンクーバー。子供の数はどうでしょうか?やはり、子供の数は増加し続けており、子供を持つ家庭にとって学校を見つけることは困難になっています。
カナダ統計局の2021年国勢調査によると、0歳から14歳までの70,570人がバンクーバーに居住していました。
バンクーバー学区の生徒数
- Elementary shool(〜7年生):29,593人
- Secondary school(8年生〜):21,379人
- 留学生:1,277人
バンクーバー学区の学校数
- elementary school:89校(11の分校を含む)
- secondary school:18校
- Vancouver Alternate Secondary School(VASS):1校
- 成人教育学校:1校
- 分散型学習学校(バンクーバー・ラーニング・ネットワーク):1校
VSBは、常に学校数の拡大を目指しており、最近も新たな開発のための資金援助を受けることに成功しました。
新小学校の建設と既存小学校の拡大
2024年4月5日教育・保育省は、オリンピックビレッジの新しい学校に1億5000万ドル、ヘンリー・ハドソン小学校の拡張に1500万ドルを割り当てると発表しまた。
この新しい4階建ての学校はヒンジパークに位置し、630人の生徒が通うことができます。隣接する学習センターには、学童があり、始業前と放課後に児童を預けることができます。また、屋上スペースは生徒が屋外学習をしたり遊んだりできるプライベートエリアとしてデザインされています。この独創的な建設方法により、水平方向ではなく垂直方向への拡張が可能になり、子供たちが屋外で活動できる一方で、近隣地域も拡大し続けることができます。
参照:Vancouver School Board, VSB Announcement of New School, Statistics Canada Population Census
出典:CISM


















