2024年9月29日に開催された中学・高校留学オンライン説明会のアーカイブ版をお届けします。
参加者様からの質疑応答:
Q:留学中に滞在期間を伸ばしたくなった場合、どれくらいの余裕をもってエージェントに連絡すべきですか?またビザなどの用意が必要な場合、どのように準備していくほうがよいですか?
A:例えば9月入学で3年までの留学を予定として開始した場合でも、翌年1月ごろには留学先の学区の方から(翌年9月以降の履修に関する)意思確認がされます。
また滞在延長の為にホームステイなどの確保が必要になるなど必要な手続きや手配があるため、余裕をもって最初の学期が終わる12月頃には履修継続の意思があるかを担当のエージェントやカウンセラーに連絡した方がよいでしょう。
Q:日本での大学進学の際に、カナダの高校卒業資格で大学受験をすることは可能ですか?
A:カナダの高校卒業資格は日本国内でも認められており、日本の大学を受験することは可能です。(学生さんの中にはカナダで取得した単位を基に帰国後に自己推薦、帰国子女枠で大学受験されるケースなどもあります)
Q:留学先として公立と私立のどちらの方が大学進学のサポートなどが手厚いでしょうか?
A:どちらが良いとは一概には言えないものの、学費の高い私立の方がより学生の進学サポートに力を入れている傾向が強いかもれません。ただし公立の方でも大学の関係者を招いての説明会をするなど積極的に活動はしています。
また、進学を視野に入れてらっしゃる場合は、あらかじめ進学に強い学校・学区を選んで留学する方がよいかもしれません。
Q:最近学生ビザでも指紋登録が必要になりましたが、登録はどちらでできますか?
A:東京の場合は東京ビザセンターなど、国内で登録できる場所があります。詳しくはビザの申請受理後に送られてくる資料でご確認できます。またFSSカナダ留学では所属ビザコンサルタントによる申請などのサポートも行っていますので、もしご質問などがありましたらお問い合わせください。
Q:現地の中学・高校に留学した際に振り分けられる学年はどのように決まりますか?年齢や英語力など特定の基準はありますか?
A:年齢を基準として留学先の学年に振り分けられることとなり、英語力による学年の変動などは基本的にはあまりないです。
Q:親子留学としてホームステイなど何らかの方法で現地滞在・就学することは可能ですか?
A:現状親子留学としてのメリットとしてよく挙げられる「お子様の学費無料」となるかは適用が難しい傾向にありますが、親御さんとお子さんがそれぞれ個別に就学するすることは可能です。
(※ご希望の学校によっては就学に学生ビザが必要となるなど状況によっても変わってきますので、ご希望の方は詳細を添えてお問い合わせください)また、親子でホームステイをされるケースはあるものの、受け入れられる可能性が低く、難しい場合があります。ただし親子留学の場合はその他の滞在方法もありますので、何らかの形でご案内できるかと思います。
Q:現在中学三年生の子どもで高校1年生の間の留学を計画中(カナダ基準で9月から6月の間)ではあるものの、現在通っている中学校から単位切り替えの関係で日本基準の4月から3月までの留学を進められました。このような形で単位が認められた過去の事例などはありますか?
A:学校によるものの、4月入学で留学を開始されたケースもあります。(BC州ビクトリア学区などは4月入学でも卒業単位が認められるクラスを履修出来ます。)
また、ビクトリア学区で4月からクラスを取り、そこで得た単位を持って9月から別の州の希望する学区へ編入するというケースもあります。
もし4月入学で3月までの留学を考えている場合は、こういった形で履修し日本の高校に転入することもできるかと思います。(ただし、この場合は転入先の学校にも単位認定が可能か確認が必要となるかと思います。)
その上でカナダでの履修計画などを求められた場合でも留学先学区が決まっている段階であればサポートは可能です。
Q:一年間の留学の間に学校の休暇期間などをはさむこともあるかと思いますが、そういった期間も含めて通年でのホームステイ滞在は可能ですか?
A:もちろん可能です。反対に、年末などで帰国する場合でもホームステイ費用の減額などは難しいため、余程の特別な理由がない場合は就学期間中はステイを継続されることをお勧めします。
Q:カナダの学校(中学・高校)に入学する際に入学試験がないとのことでしたが、大学への入学試験もないのでしょうか?また、カナダではどのような方法で進学先の学校へ申請し、入学しているのでしょうか?
A:はい、カナダの学校は入学試験がありません。大学進学の際に重要となってくるのは高校在学中の成績(GPA)などが重要となってきます。特にトロント大学、ブリティッシュコロンビア大学など名門大学への進学であるほど在学中の高い成績が必要となってきます。
また、例えばブリティッシュコロンビア大学の場合ですと成績に加え、エッセー(小論文)による審査や自己アピールのほか、ボランティア活動への参加実績など多方面での能力や実績も重要視されてきます。
ほかにも高校卒業からの留学生のケースですと、英語能力のハンディキャップ解消や学習環境の慣れ、専攻分野の選定などが必要な場合が多く、最初から大学入学を目指すよりもカレッジ(短大)からの三年次編入の方がお勧めできる場合が多いです。
(※カナダでは特定の大学への編入を前提として、編入後の単位が認められるプログラムを提供している提携のカレッジがあるなど大学編入自体はとても一般的な進学方法となっています。)日本の高校から直接大学進学するケースもありますが、日本のように入学許可が出たことで進学は確定せず、高校在学中の全体成績が重視されるため成績が落ちた場合は入学許可が取り消しとなるケースもあります。
高校生ですとプロヴィンシャルエグザム(州の統一試験)として、BC州の場合は数学と英語の試験を受ける必要もありますが、教育規範の改定などにより大学進学の際の審査材料としては以前より重要視されなくなってきているものの、ブリティッシュコロンビア大学などの有名大学は引き続きプロヴィンシャルエグザムの結果も審査材料としていくかもしれない、という話もあります。
Q:例えば特殊なケースとして、カナダ国籍を持つものの、カナダでの就学経験のない日本育ちの学生の場合でもFSSカナダ留学 銀座オフィスではサポートをお願いすることは可能でしょうか?
A:はい、もちろん弊社からのサポートは可能です。またカナダ国籍をお持ちの場合、基本的にはカナダ国内の一般的な学生さんと同じ扱いで就学・進学できるかと思われますが、詳細は現在の状況などを踏まえたうえで弊社ビザコンサルタントによる診断が必要となります。詳しい状況などを添えてお問合せください。
今回の説明会では以上のようなご質問をいただきました。ご参加くださった方はお時間を頂きありがとうございました。
これらに関連する内容に限らず、カナダ留学に関するご質問などがございましたら下記コンタクトフォーム、こちらのお問い合わせ、もしくはメール( japan@fsscanada.com )にてお問い合わせください。





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