AI技術が急速に進化を遂げていますが、ロボットや自動化システムでは対応しきれない課題も残っています。多くの企業はこうした課題に取り組むべく、多大な投資を行っており、それがデータサイエンス分野の専門スキルを持つ人材の需要を高めています。

こうした需要に応えるため、ニューヨーク工科大学（NYIT）バンクーバーキャンパスは、2025年夏より「データサイエンス修士プログラム」を開講します。

NYITデータサイエンス修士プログラム概要

このプログラムは、データ分析、機械学習、データビジュアライゼーション、統計手法といった主要分野を網羅した包括的なカリキュラムを提供します。学生はデータサイエンスの概念を実践に応用し、先進的な科学的フレームワークや統計モデルを用いてビジネス課題を解決するスキルを身につけます。また、データ分析理論やプログラミング言語、アルゴリズムの実装にも重点を置いています。

プログラムの特徴と経済的意義

インフレが世界的に企業を苦しめる中、多くの企業がコスト削減や経済環境への適応策を模索しています。このプログラムは、人工知能の可能性を最大限に引き出すスキルを学生に提供し、どの業界でも通用する貴重な人材を育成します。

卒業後のキャリア

データサイエンスとの給与は高く、Job Bankによると時給$29.74〜$64.90です。卒業生は、以下のような競争力のある高成長のキャリアに進むことが期待されます：

• データアナリスト
• データエンジニア
• 機械学習エンジニア
• ビジネスインテリジェンスアナリスト
• データサイエンスコンサルタント
• データサイエンス教育者
• その他多数の魅力的な職種

入学要件

• コンピューターサイエンス、エンジニアリング、経営、情報技術、数学、または関連分野の学士号
• 微積分Ⅰ・Ⅱ、線形代数、確率統計など、数学とコンピュータ・サイエンスのいくつかのコースでB評価以上であること。
• 最低GPA 2.85（または同等）
• 英語能力試験のスコア（IELTS、TOEFL、PTEなど）

参照：NYIT Vancouver

出典：CISM