
新しい祝日「National Day for Truth and Reconciliation」が制定
本年、カナダに新しい祝日が制定されました。9月30日を「National Day for Truth and Reconciliation(真実と和解の日)」とする、というものです。 ダイバーシティ=他民族国家であるはずのカナダにも 今や世界に名だたるダイバーシティ国家であるカナダにも先住民がいました。そして先住民の子供たちを寄宿学校に強制的に収容して虐待したり殺害したという悲しい歴史の証左が発見され、先頃大きな注目を集めました。 以前からそのような事実は認定されていたのですが、ブリティッシュ・コロンビア州Kamloopsの先住民寄宿学校で約250名もの犠牲者が発見されたことが大きな流れとなり、その悲しい歴史を事実として認め、深く反省し、記憶していくことで二度とそのような悲劇を起こさないようにしようという強い決意、そしてまた犠牲者とその家族への哀悼の意を忘れないという強固な意志を以って新しい祝日の制定に至らしめました。 トップ画像は人の行き交うロブソン・スクウェアに設置された追悼インスタレーションで、階段には被害者の人数分の靴が置いてあります。 カナダ連邦政府が定めた法定休日 7月に制定が発表され来週9月30日から施行されます。発表当初は休日にするかどうかの運用は各会社・団体などの定めに準拠するということでしたが、いよいよ施行が近づいてきた昨今では、概ね既存の法定休日と同じ運用になりそうです。 私の通っているカレッジも今期のスケジュールを組んだ時点では法定休日となっていなかったので平日として授業を組み込んでいましたが、本日正式に講師から休日とする旨のアナウンスが出ました。突然授業日が一日減ってしまった講師としては授業内容の変更に頭を悩ませているようです。私達学生としても、その分の授業内容が前日や翌日などに上乗せされるので休みになったからといっておちおち喜んでもいられません。 そして何よりも、先住民に対する差別や酷い仕打ちのことは以前から薄っすらと知ってはいたものの、子供達を収容する寄宿学校があったことまでは知らなかったので、事件が大きく報道され悲しい歴史の証左を目の当たりにして驚き、心を痛めました。新しい休日ではありますが、あまり浮かれて過ごすわけにもいかないので、少しでも祈りを捧げてみようと思います。 留学やバンクーバー生活についてのご質問などは下記のお問い合わせフォームへどうぞ!













