クワントランポリテクニック大学(KPU)は、異なる文化圏の癒やしの伝統を融合させ、対話を通じて学び合う特別なシンポジウム「Pathways of Healing: Indigenous Medicine and Traditional Chinese Medicine Perspectives」をKPUリッチモンド・キャンパスにて開催しました。
このイベントは、カナダ先住民の伝統的な癒やしの知恵と中国伝統医学(TCM)がいかに共通の価値観を持ち、現代の健康とウェルネスに寄与できるかを探求する貴重な機会となりました。
🤝 開催の背景:対話と尊重の場
KPUの中医学科長であり、本シンポジウムの議長を務めたジョン・ヤン博士(Dr. John Yang)が示した通り、このイベントは双方の伝統的な癒やしについてオープンに議論できる「敬意と協力の空間」を創出することを目的に執り行われました。
- 相互学習と文化的な謙虚さ 双方の伝統が「健康」「コミュニティ」「ホリスティックケア(全体観的なケア)」をどのように捉えているかを比較し、深い関係性を築く契機となりました。
- 真実と和解への貢献 カナダの「真実と和解委員会(TRC)」が掲げる行動要請に沿い、先住民の知識体系を価値ある生きた伝統として認識し、尊重することを目指した取り組みです。
🔍 シンポジウムの主な内容
当日は、専門家による基調講演と、4つのパネルディスカッションが実施されました。
【基調講演】
- 先住民ヒーリングの実践者であるジョージナ・ナチュク氏が、先住民の癒やしのアプローチの基礎について講演。
- 中医学(TCM)の実践者であるヘンリー・ハン博士が、哲学、漢方、鍼灸を含む中医学の基本原則の解説を行いました。
【パネルディスカッションのテーマ】
- 双方の知識体系における「健康」と「癒やし」の理解。
- 異文化間の癒やしにおける敬意、相互扶助、責任。
- 「病気の治療」から「人間全体のウェルネス」への視点の転換。
- 双方の伝統に基づくコミュニティの声と実体験。
✨ 学生の参画と学び
本イベントの企画・運営には、KPUの学生も積極的に関わりました。中医学を学ぶメーガン・マカニーリーさんは、学科が先住民コミュニティとのつながりを築いていることに感謝を示し、「伝統的な知識が世代を超えて維持され、尊重されることの重要性」を強調していました。
学生たちはこの活動を通じて、多様な癒やしの視点に触れ、ヘルスケアの文脈における文化的な尊重の精神を養う実践的な機会を得る形となりました。
参考:KPU symposium connects Indigenous and Traditional Chinese Medicine healing traditions
引用:CISM


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