【速報】カナダポストで再び労働争議か:組合が残業禁止を開始、郵便サービス遅延の可能性

Published : 2025年05月27日
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カナダポストと郵便労働組合の交渉決裂、全国的な郵便サービスに影響の恐れ

カナダの郵便サービスを担うカナダポストと、カナダ郵便労働組合(CUPW)との間で継続されている労働協約の交渉が、昨年末に発生した労働争議に続き、再び全国的な郵便サービスに影響を与える可能性が出てきました。現在の労働協約が2025年5月22日に満了を迎える中、交渉は難航しており、組合側は2025年5月23日より、残業を拒否するという法的ストライキ行動を開始しました。これにより、カナダ全土で郵便物や小包の配達に遅延が生じる可能性があります。

これまでの経緯:昨年末のストライキと交渉の再開

昨年2024年後半には、5万5千人以上の郵便局員が賃金、人員配置、雇用保障に関する意見の対立から、約1ヶ月にわたるストライキを実施しました。その後、カナダ産業関係委員会(CIRB)の仲介により業務は再開されましたが、根本的な問題は解決に至らず、現在の協約は2025年5月まで延長されていました。

交渉は2025年4月下旬に再開されましたが、主要な争点においては依然として進展が見られず、カナダポストは5月14日に交渉を一時中断していました。その後、新たな提案を行ったものの、労使間の合意には至らず、今回の組合による残業禁止というストライキ行動へと繋がっています。

最新の状況:5月23日より残業禁止措置、顧客への影響が懸念

2025年5月23日午前0時(現地時間)より、CUPWは全国的な残業禁止措置を開始しました。これは合法的なストライキ行動であり、CUPWに代表される従業員は会社全体で残業を拒否することになります。カナダポストは、現時点では通常の業務は継続しているものの、顧客に対して郵便物や小包の配達に遅延が発生する可能性があると警告しています。

組合側のストライキ行動が今後どのようにエスカレートするかは現時点では不透明であり、現時点では輪番ストライキや全国的な業務停止といった更なる措置は発表されていません。しかし、事態が悪化した場合、郵便サービスの広範囲にわたる混乱は避けられないと見られています。

カナダポストは、新たな提案が賃上げや争点の解消を目指したものであると説明していますが、組合側との間には依然として大きな隔たりが存在するようです。顧客の間では、再び郵便サービスが大幅に遅れるのではないかという懸念が広がっており、今後の労使交渉の行方が注目されます。

起こりうる影響と今後の見通し

残業禁止措置が長期化したり、さらに大規模なストライキ行動に発展した場合、郵便物や小包の配達遅延は避けられず、重要な書類の受け取りやオンラインショッピングの利用など、日常生活やビジネスに大きな影響を与える可能性があります。カナダポストは、状況がエスカレートした場合には、速やかに情報を公開するとしており、利用者としては今後の動向に注意が必要です。

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参考: Canada Post Labour Negotiation Updates

引用:CISM

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